ワイヤーソー工法とは?
- どんなものでも切断できる
ダイヤモンドワイヤーを使って、対象物に巻き付けて切断する工法です。
切断する対象は、大きさや形状に左右されず柔軟に切断できるため
橋梁のような大型コンクリート建造物や、解体現場での複雑な形状のビルなどの切断に適しています。
長いダイヤモンドワイヤーを巻き付けて使用するため、重い鉄筋コンクリートから厚い石材まで切断でき、縦・横・斜めなどあらゆる種類のほぼすべての形態の開口部の切断が可能です。
湿式・乾式工法
湿式では高い冷却効果が発揮され、時間の短縮が見込まれます。
そのため多くの工事で適しています。
一方乾式では施工する際に泥水が出ないため水漏れの心配がありません。さらに比較的に低騒音のため、営業しながらビルの一部のみ施工をすることも可能です。
特徴
- どんな大きなものでも切断
- 対象物にワイヤーを巻き付けて切断するため、形状・大きさに左右されず切断できます。
- 低騒音
- 振動がなく、騒音も少ないため、環境を配慮しながら施工できます。
- 無粉塵
- 湿式で切断する時は水を使うので、粉塵などは出ません。
乾式で切断する時はバキュームなどで粉塵が出ないよう対策をします。
施工事例
- ダムなどの切断
- 解体現場での大型コンクリート切断
- 下水管など鋼管の切断
- 橋脚の切断