あと施工アンカー工法とは?
- 耐震工事・改修工事に
あと施工アンカー工事とは、既存コンクリートにドリルで穿孔を行った後、アンカー本体またはアンカー筋を埋め込み、固着するものです。
アンカーを打込み、固着する事によって耐震性を高めたりそで壁を増設する事ができます。
天井アンカーなどの上向き、壁への横向きアンカーなど技術が必要な作業はもちろん
通常のハンマードリルの他にハイブリッドコアドリルも対応が可能なため、低騒音・無粉塵での施工が可能です。
さらにご要望に応じてアンカー引張試験で施工状況の強度を確認し、報告書作成もできます。
金属系アンカーと接着系アンカー
- 金属系
- 穿孔した既存コンクリートの中にアンカーを挿入し、打撃力または締付け力を加えることによって、先端を拡張させてコンクリートに固着させる工法です。
施工が容易で、アンカーとコンクリートの突張り力によって強度を増し、耐震性が高まります。
- 接着系
- 穿孔した既存コンクリートの中にアンカー筋を挿入し、アンカー筋の凸凹とコンクリートの凸凹のすきまに接着剤を入れ硬化させることによって固着させる工法です。
特徴
- 鉄筋コンクリート造の耐震補強
- 短時間で経年劣化したコンクリート建造物の耐震補強をすることが可能です。
工事例
- 学校などの教育機関、市役所などの官公庁舎の耐震補強工事
- 企業ビルやショッピングセンターなどの大規模建築の耐震工事
- 橋りょうの耐震補強工事
- 住宅基礎へのアンカー打ち込み